東京公演で進化中 OVER THE RAINBOW

WONDERLANDのときも感じましたけど、やはり舞台は進化するもの。
特に表現が難しいこの舞台ですもん、何か変えてくるだろうと思ってたけど、かなり、思いっきり変えてきました。
また解釈に悩むじゃん(笑)でも、心情的には、伝わってくる何かがある。
うん。絶対、こっちの方がいい!!!
とは言え、難しいことを考えている頭より、可愛い白妖精ちゃんに単純に目を奪われてる時間の方が長い........。
だって答えは、た、ん、じ、ゅ、ん。



可愛いんだよぉぉぉぉぉぉ。



もう、だって、いくらボキャブラ足りないと思われても、これしか言えなひ.......。
白いコが.....白いコがぁぁぁ。(爆死)




とりあえず、簡単なレポ。
なんか一週間ぶりに見たら、全てあのコ見ることに集中してしまって、記憶が危ういかも(笑)
前半はあまり神戸と変わらないカンジ。
雑踏の中、差し込む光を追いかけて、ぴょこぴょこ飛び回る白いコ。
ヒトとヒトの間をするりと抜けて、大好きな光とただ遊ぶ白いコ。
ヒトは白いコに全く気づかない。
白いコは、ヒトを気にしないで光だけを一掬い取って服のなかに。
少し白いコの一人ぼっち感が漂う雰囲気。
そして雨。
老樹の大木は雨のなか、嬉しそうに鼓動をして、そして木の前に立つ少女を見つける。



青のヒト。 
白いコは、お気に入りの木の傍の白いベンチで立膝で時々頭を掻いたりして、ぼんやり。
ちょろっとトゥシューズが見えてます(笑)
だけど、少女の願いを聞き入れた老樹が、「水滴」を与えた瞬間。
青のヒトとその周りが青い光に満たされ、瞬間、弾かれたように、白いコが青い光に入り、青のヒトへ変わる。
光と同化することで、同じになる白いコ。
何度見ても大好きです。ココのダンス。
周りは女性しかいないのに、しなやかさ、安定感、女性より長い手足がより、強調されて美しく見えます。うっとり。
今日は、側転、前方宙返り。でも、今日は手、付いてたかな??



藍のヒト。
白いコは、お気に入りの木の傍のベンチでくたっとお休み中。
今日は足をぶらぶらさせず、ちょっと軽く伸びたくらい。
星空のなかに迷い込んだ藍のヒト。
だけど、少女の願いを聞き入れた老樹が星を一つ示した瞬間。
藍のヒトとその周りが藍い光に満たされ、瞬間、弾かれたように、白いコが藍の光に入り、藍のヒトへ変わる。
華麗なダブルでのヒップポップ。
同じダンスの筈なのに、林田先生とは、やはり違う。なんというか独特、というか。
ヒップホップなのに、優雅というか、軽やかでふわっとしてる。キレもあるんだけど、やっぱり不思議デス。



橙のヒト。
白いコは、お気に入りの木の傍のベンチで、小さくなって凍えてる。
足を丸めて、片手は足を抱え、もう片手は身体をぎゅっと掴んで丸まってる。
橙のヒトが傍を通ると、なあに?とばかりに一瞬顔を上げたりするんだけど、すぐ興味なさそうに、また小さく丸まってる。
だけど、少女の願いを聞き入れた老樹が大きな炎を与えた瞬間。
橙のヒトとその周りが橙の光に満たされ、瞬間、弾かれたように、白いコが橙の光に入り、橙のヒトへ変わる。
激しいタップ。欲を言えば、もう少し音響を抑えられれば.......。
せっかくのタップなんで、今日は主に足元onlyで注目。
ホント、なんでこんなに足が動くんだろう.......。
やってみたいけど、絶対出来ない。ホント凄い!!カッコイイ!!



緑のヒト。
白いコは、お気に入りの木の傍のベンチでただ見つめている。
ベンチの背もたれに腰を落として。
だけど、少女の願いを聞き入れた老樹が大きな葉を与えた瞬間。
緑のヒトとその周りが緑の光に満たされ、瞬間、弾かれたように、白いコが緑の光に入り、緑のヒトへ変わる。
まず、宇田先生のダンスにちょっと惚れそうになりつつ(笑)加わる白いコ。
群舞がどうしてもね、どちらか左右が見えない。今日は最後列に下がったときは全然見えなくてちょっとショック.......。
同じ激しい踊りでも、やはり未來さんのダンスだけ優雅。不思議とバレエが滲み出てる気がする。うん。でもキレもあって綺麗です!!!



赤いヒト。
白いコは、お気に入りの木の傍のベンチの後ろに寝転がっている。
だけど、少女が木に願うころから、ひょっこりベンチの後ろから顔を出し、立膝で不思議そうに眺めてる。
だけど、少女の願いを聞き入れた老樹が林檎をを与えた瞬間。
そして少女の欲が、燃えるようなルージュを求めた瞬間。
赤いヒトとその周りが赤い光に満たされ、瞬間、弾かれたように、白いコが赤い光に入り、赤いヒトへ変わる。
清純な赤が妖艶な赤へ。
女性の妖艶の中に、混じる白いコ........だけどね、一番妖艶なの、白いコ(爆)
頭から首に流れるように動く腕、滑らかでセクシーな動き.........。
ヤバイってば!!!つ、つい.......双眼鏡でガン見。
だってだって仕方ないよ!!!うわーん。
一度赤い光から、ポンと飛び出た白いコは、普通の白いコ。
色の光に一瞬で、その色になってしまう。
白いコが多分、一番奥深い.............。



黄のヒト。
白いコは、お気に入りの木の傍のベンチの端に座ってる。
相変わらず激しく病んだ3人の黄のヒト。
登場してきただけでも楽しい(笑)
ボタン一つの中川さん、掛け違いの星野さん、そして、凄い髪型でパンツインの宇田先生。
楽しい.......楽しすぎる。
中川さんのトゲは今日、かなり深かったらしく、大回りをしてトゲをアピール(笑)
最後のトゲは左右2本も刺さったらしく、白いコは、足の甲と、お膝にぐりぐりトゲを押し付けられていました(笑)
黄のこもれびがなかなか当たらず、星野さんのみ当たったとき。
私、どうしても噴出しちゃって(笑)
今日、なんでこんなに静かなんだろう.......と、逆に焦ってしまいました(笑)
最後、目が無くなるまで笑顔の黄の光で踊ったとき、円の中には入れて貰えずまたハブに(笑)
明日は真ん中に入ると見た!!(笑)
最後はやはり宇田センセに顎に手を添えられてました。
更に中川さんが宇田先生の顎をするっと触ってった(笑)
少女は、多分罪悪感という闇のなかで、無垢な光に耐えられなくて木に背を向けてしまうのだけど、舞台上だと呆れて去っていってしまうように見えて(笑)
ストーリーと笑いの混合。でも、かなり際どいシーン。
未來ワールド奥が深い...........(笑)



そして。1番変わっていたと思われる紫のヒト。
神戸は安川先生の世界観のみだったけど、そこにまず、老樹、そして少女を敢えて背向かいにその場に配置した、あの、木と少女の亀裂。
心の闇に支配され、木に心を閉ざした少女。それが背中を向いた図。
その横で闇が、失望を抱えて踊る。
神戸では、どう捉えていいのか分からなかった紫が、なんとなく繋がった気がしました。
そして、闇のなかで助けを求めた木が最後に与えた紫煙..........。
そのなかに迷い込む白いヒト。
多分、そのなかに光があるから。
そして、紫の光の中に、次々生まれる白い光。
多分、これが希望.........。
その光に向かって、紫のヒトは歩き出す。
(3曲目、曲変わりました???)



だけど、木は燃え尽きて。ベッド=寿命の終わりへ。
白いヒトは、ずっと今まで色のヒトには無関心だったのに、何かの声を聞いたように、老樹がもうダメなんだよ?と教えて貰ったように立ち尽くし、少し切ない顔をする。
そして、後ろでは、老樹が白いヒトを見つめている。



何かが繋がっているカンジ。
夢見がちな私の感覚で言うと、白いコは、ずっとずっと漂っていて、光しか遊び相手がいなかった。
だけど、ずっとずっと、白いコのいる傍には、あの大きな老樹が立っていて、長い間、同じ時間を過ごして来た。
だから、木は白いコを知ってる。
白いコも木が傍にあることを知ってる。
そんな存在だったんじゃないだろうか........と。



今日、少女はベッドで横になる老樹の前で、白い坪を白い光に包まれてぎゅっと抱きしめていました。
白い坪は、多分、老樹の象徴。素直な悲しみ。



全てを見てきた白いコだからこそ、少女がそこで木を包み込む理由も分かる。
だから、多分「もう一度、一緒に蘇らせよう??」と少女に投げかけたのかもしれません。



そして、天国で眠る老樹を、起こしにいく白いコ。
七色のココロの階段を通って、木はまた再生の道へ。
白いコは、それを少し寂しそうに見送る。
また地上で少女はジョウロで水をやり、もう一度1から今度は自分から無償の愛を与え続けようとする。
白いコは、その傍で、虹がかかり老樹が再び舞い降りることを願って空を仰いでる.........。


ああ、勝手な解釈....。そして、難しすぎて頭がぷすぷすいってきました。
やはり私には、萌萌してるしかないのか!!!(極論。笑)
失礼しました。
また明日見たら、何か変わってるのかなぁ..........。



明日は、4列、2列!!!
ガン見しますよ、ガン見!!!(笑)